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今村先生一番多い相談内容は、やはり進路のこと。そういう時、私は研修医と各科の先輩をつなぐ「橋渡し役」になります。

平川先生橋渡し?

今村先生そう。私たちは、研修医が希望する進路に対して「是か非か」ということは言いません。進路に関しては、私の経験で話をすることで、学生の選択肢をかえって狭めてしまうと思うのです。それよりも、色々な科の先輩たちがどういう進路を選んで今の立場にあるのか、その選択肢をできるだけ多く知ってほしい。多くの話を聞いていく中で、「自分にはこれだ」という道を見つけてほしいと思っています。

平川先生どこの病院でもあるものではありませんが、科に属さないキャリア支援専任の医師の存在は学生にとって大きなメリットですよね。選択の段階で、どこかの科に偏ったり強い勧誘を受けることなく、公平な目で将来を決めることができますから。

今村先生センターの医師なら客観的なアドバイスができますしね。専任医師がいることで、医局や医学部長の意識も変わってきました。「センターに頼めば若手医師のことが分かる」という認識になってきて、何かあると頼ってくれます。

平川先生いいですね。医局にはもっとセンターを活用してほしい。学生とのいい出会いの場になりますよ。
あとは、初期研修がフレキシブルに選べる分、3年目以降で悩む医師からの相談もあります。医局の紹介もできますが、「もう何年か勉強がしたい」という要望にも、キャリアセンターなら選択肢の提示ができます。まだ数は少ないですが、そういった真剣な気持ちに応えていくことが、この先とても大切だと思っています。私たちは年齢を重ねた分、若手医師にはない経験がある。“コース”から外れたって、大丈夫だということを知っています。一人で焦らず、どんどん相談してほしいですね。