離島医療の経験はキミの医師キャリアにプラスになる。

  • 津島市民病院 消化器科:久富充郎医師
  • 昭和62年 福井医科大学卒
  • 日本内科学会認定内科医・指導医/日本消化器病学会専門医/日本消化器内視鏡学会専門医

津島市民病院は人口約6万人の愛知県津島市の中核病院。高度な技術ばかりに偏るのではなく、どこにでもよくある病気をしっかり診ていくために何が必要なのか、その臨床力を身につけさせるために、若い医師にどんな指導をするのか。消化器内科医の久富医師にお話を伺いました。

スタッフ間に隔たりがないから、地域の患者さんをしっかり見守れる。

地域医療といっても、病院によってとらえ方がまちまちだと思います。だから私自身が日頃、同僚や看護師、そして患者さんとどう接しているか、ということについてお話します。そんなに大それたことをしているわけではないですが、人との付き合いがつくづく大切だと思っているんです。私たちは、医師である前に人なんです。私が2年前に他の病院から移ってきたときにも、ここは本当にあたたかく受け入れてくれました。「なんていい病院なんだろう!」って思いました。今は看護師とババア・ジジイと呼び合うこともあるんですけど(笑)

この規模の病院だとスタッフの間に壁がないから、他の科の先生にも看護師にも仕事を頼みやすくなるんですね。そういう環境をつくることは、患者さんをみんなで見守ることになって、結果として最善の医療が提供できるんです。

壁がなく、気軽にふれあえる医局内。

何でもかんでも検査だけでは、カッコ悪いと思う。

最近診察していて思うのは、患者さんが病気さえ治ればいいと思っていて、それ以上のコミュニケーションをとりたがらない。だから医師の側も必要以上のことを言わないケースが増えていること。もちろん疾患を治療することが医療の基本です。でも私は、とりあえずCTを撮っておこう、採血をしておこう、だけではすごく寂しいと思う。やっぱり患者さんとの会話は大切なコミュニケーションだし、患者さんがどう接してほしいのかを、“人そのもの”を見て判断することも医師に必要なコミュニケーション力です。若い医師の皆さんには現場に出たら、教科書を読んでいるだけでは分からないことを、肌で感じ取りながら取り組んでほしい!高度な技術が最善なのではなくて患者さんが本当に望む治療方法を模索してください、と伝えたいです。

若い人たちに、医師の基本をトコトン指導します。

若い医師とミーティングして、直接話し合うことを大切にしながら研修の指導をしていこうと取り組んでいます。彼らには、「医師の心」とかキレイな言葉を胸に医療に取り組むというより、社会人のエチケットを身につけてください、と言いたい。当たり前のことを、当たり前にやること。指導を素直に受け止めること。患者さんに対しても、同じ病院で働く人に対しても上から目線ではなく、でも、言わなければならないことは適切に判断して伝える。それがすべての医師が目指すべき姿だと思います。

一生懸命ついてくる研修医。将来が楽しみです。

「津島」で医療を経験すれば、君のハートを生かせる。

津島市は名古屋に近く、それでいて適度に田舎で人とのふれあいが楽しめる地域です。その地域の中核病院である津島市民病院は、スタッフがあたたかく迎えてくれ、施設が新しく快適で、研修にちょうどいい規模の病院です。まずは君が今持っているハートを、いろんなものに向けて過ごしてください。診療はハート!!ここでの研修を通して、机に向かっているだけでは身につかない経験をたくさんしてください。

若手をやさしく受け入れてくれる、厳しいことを言うアニキです。

「若い医師には、ビシビシ指導していきます」と、スパッと言い切る久富医師でしたが、「どんな人でも来てほしい」と締めくくり、若手の成長のために、おもいっきり愛情を注いでいるんだな~と感じました。言葉の端々に話し相手を気遣ってくださる優しさがあったり、本音をポロリと話す魅力ある会話の展開があって印象的でした。・・・いいアニキです。
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